NHKBS4K放送(2023年10月8日) 2022年11月10日ライブ
歌劇『エルナーニ』全曲 137分
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲
■出演:
エルナーニ:フランチェスコ・メーリ(テノール)
エルヴィーラ:マリア・ホセ・シーリ(ソプラノ)
ドン・カルロ:ロベルト・フロンターリ(バリトン)
ドン・ルイ・ゴメス・デ・シルヴァ:ヴィタリー・コワリョフ(バス)
■管弦楽:フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団(合唱指揮:ロレンツォ・フラティーニ)
■指 揮:ジェイムズ・コンロン
■収録:2022年11月10日 フィレンツェ五月音楽祭歌劇場(イタリア)
演出:レオ・ムスカート
美術:フェデリーカ・パロリーニ
衣装:シルヴィア・アイモニーノ
照明:アレッサンドロ・ヴェラッツィ
映像監督:マッテーオ・リケッティ
ヴェルディにとって5作目となる初期のオペラで、これまで聴く機会がなかったがNHK放送で初鑑賞。ブルーレイ(NYDX50316)商品化もされている。
脚本はこのあと長くコンビを組むことになるピアーヴェとの初タッグ。音楽自体はいかにもヴェルディという展開とらしさが若書きながら既に全開。
このタイトルの初鑑賞なので展開が分からず内容に追いつくのが一義的になってしまった。
しかし鑑賞慣れしていない身にとっては今回の上演は非常に良かった。演出は抑えめで衣装は違和感なく、演奏も歌唱も上品でそつがない印象。
変な印象が残らず今後エルナーニに触れることができそう。