音楽鑑賞の記録

ほぼクラシックのcd鑑賞記録です。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

モーツァルト  交響曲 第35番 K.385 ハフナー ギュンター・ヴァント/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(1961年)

Google Play Music(Club Francais du Disque) 1961年12月1-2日セッション録音 フランス国立図書館所蔵のデジタル配信音源。5:32/4:12/3:10/4:11。testamentからSBT1304で同一音源が販売されている。音質はそこそこ。ヴァント49歳で、この時期にまとめてモー…

ブルックナー 交響曲第1番 ワレリー・ゲルギエフ/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(2017年)

NHK BSプレミアム(2018年1月29日放送) 2017年9月25日ライブ録音 リンツでの2017ブルックナー音楽祭、なんと聖フローリアン修道院でのライブ映像。なんと指揮はゲルギエフ64歳。しかも演奏機会の少ない1番。これから3年かけての全曲演奏会第1弾らしい。意外と…

モーツァルト  セレナード 第7番 K.250 ハフナー ギュンター・ヴァント/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(1954年)

Google Play Music(Club Francais du Disque) 1954年10月セッション録音 フランス国立図書館所蔵のデジタル配信音源。5:59/8:41/4:05/8:01/3:26/9:16/4:35/5:52。testamentのSBT1302でも販売。モノラルだが音質はそこそこクリア。ヴァントは42歳と若いが丁寧…

ストラヴィンスキー 火の鳥 全曲 フランソワ=グザヴィエ・ロト/レ・シエクル (2010年)

ASM06(Actes Sud) 2010年10月2,9日ライブ録音 ロト38歳での録音。音質良好。どうしてもイメージ先行してしまうがそれでも、ロトの演奏は独特のリズムと色彩感を感じる。併録のグラズノフやアレンスキーも素晴らしい。

モーツァルト  交響曲 第38番 K.504 プラハ ギュンター・ヴァント/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(1961年)

Google Play Music(Club Francais du Disque) 1961年11月28-30日セッション録音 フランス国立図書館所蔵のデジタル配信音源。10:44/9:49/4:17。testamentからSBT1305で同一音源が販売されている。音質はそこそこ。ヴァント49歳の録音で、割りとゆったりとし…

モーツァルト  セレナード 第9番 K.320 ポストホルン ギュンター・ヴァント/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(1959年)

Google Play Music(Club Francais du Disque) 1959年2月8日セッション録音 フランス国立図書館所蔵のデジタル配信音源。8:18/4:10/3:44/5:00/4:00。testamentのSBT1302でも販売されている。残念ながらモノラルで音質はそれなり。しかし音はクリアである。ヴ…

モーツァルト  交響曲 第40番 K.550 ギュンター・ヴァント/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(1959年)

Google Play Music(Club Francais du Disque) 1959年2月17日セッション録音 フランス国立図書館所蔵のデジタル配信音源。8:11/8:44/3:36/4:53。testamentのSBT1304でも販売されている。音質は良いが押し出しが弱い印象。ヴァント47歳のときのもので、後年に…

モーツァルト  交響曲 第39番 K.543 ギュンター・ヴァント/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(1961年)

Google Play Music(Club Francais du Disque) 1961年6月10日セッション録音 フランス国立図書館所蔵のデジタル配信音源。9:24/8:28/4:26/4:05。testamentのSBT1305でも同一音源が販売されている。音質は少しこもり気味。ヴァント49歳の録音で、後に北ドイツ…

モーツァルト  交響曲 第41番 K.551ジュピター ギュンター・ヴァント/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(1957年)

Google Play Music(Club Francais du Disque) 1957年7月5-10日セッション録音 フランス国立図書館所蔵のデジタル配信音源。11:39/8:38/5:21/6:09。testamentのSBT1304でも販売されている。音質は割りと良い。ヴァントは45歳でリズミカルなテンポで進む。重厚…

モーツァルト  交響曲 第33番 K.319 ギュンター・ヴァント/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(1957年)

Google Play Music(Club Francais du Disque) 1957年7月5-10日セッション録音 フランス国立図書館所蔵のデジタル配信音源。7:04/4:46/2:51/4:33。testamentのSBT1303でも販売されている。音質はこの時代とは思えないくらいクリア。ヴァントは45歳、活き活き…

ラヴェル 左手のための協奏曲 サンソン・フランソワ&アンドレ・クリュイタンス/パリ音楽院管弦楽団(1959年)

TOCE13084(EMI) 1959年7月1~3日セッション録音 フランソンは35歳、クリュイタンスは54歳での、これも初演から30年弱の録音。8:04/4:51/5:16。音質はそこそこ良い。古い録音ながらダイナミックな印象。

ラヴェル ピアノ協奏曲 サンソン・フランソワ&アンドレ・クリュイタンス/パリ音楽院管弦楽団(1959年)

TOCE13084(EMI) 1959年7月1~3日セッション録音 フランソンは35歳、クリュイタンスは54歳での、初演から27年しか経っていない録音。7:39/8:36/3:51。音質はそこそこ良い。この時代のEMIの録音技術は後年に較べて相対的に高かったのではないか。そうは言っても…

モーツァルト  交響曲 第36番 K.425 リンツ ギュンター・ヴァント/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(1961年)

Google Play Music(Club Francais du Disque) 1961年6月9日セッション録音 フランス国立図書館所蔵のデジタル配信音源。8:04/8:00/3:50/5:56。現在はtestamentからSBT1305で同一音源が販売されている。音質はそこそこ、ヴァントは49歳、この後にこの曲の録音…

ストラヴィンスキー 組曲プルチネルラ ギュンター・ヴァント/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(1960?年)

Google Play Music(Club Francais du Disque) 1960年?セッション録音 フランス国立図書館は所蔵する貴重な歴史的音源をデジタル配信向けに提供している。ヴァントの場合はクラブフランセ録音時代のものがあるようだ。大変ありがたいのだがデータが少ない。1:…

フォーレ&メサジェ 小ミサ曲 ヴィレルヴィルの漁師のミサ フィリップ・ヘレヴェッヘ/シャペルロワイヤル(1988年)

HMC901292(Harmonia mundi) 1988年9月録音 ヘレヴェッヘ41歳での録音。4:36/4:30/2:00/2:57/3:10。音質はよい。作曲者が夏の休暇を過ごした漁村の教会で初演された版によるもので、素朴な響きだが美しい。モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスに通じる…

フォーレ レクイエム フィリップ・ヘレヴェッヘ/シャペルロワイヤル(1988年)

HMC901292(Harmonia mundi) 1988年9月録音 ヘレヴェッヘ41歳での録音。7:08/7:46/3:19/4:28/6:31/4:32/3:56。第2稿ネクトゥー&ドラージュ版による。音質はよく小編成の第2稿らしく室内楽的響きが静謐さを印象づける。

ベートーヴェン  ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 エミール・ギレリス&ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(1974年)

PH04052(Profil) 1974年12月13日録音 ギレリス58歳、ヴァントは62歳の放送用ステレオ録音。20:28/8:31/10:57。音質は良い。ギレリスは何種類も録音を残している曲で、一方のヴァントはこれが唯一か。鋼鉄のタッチと喧伝されていたらしいギレリスだが、その言…

ケクラン 交響詩バンダー=ログ  ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(1973年)

PH05007(Profil) 1973年2月10日ライブ録音 ヴァント61歳の録音。16:11。モノラルながら音質は良い。同日にハイドンの交響曲第76番も録音している。キプリングの小説、ジャングルブックの中から、猿の群れ(=バンダー・ログあるいはバンダール・ログ)を題材と…

ハイドン 交響曲第76番 ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(1973年)

PH05045(Profil) 1973年2月10日ライブ録音 ヴァント61歳の録音。4:02/6:32/3:04/3:36。音質は良い。この曲はヴァントがこの後も何度も録音を残し、映像まで残すほどの愛着があるようだが、他の指揮者は全集録音以外ではほとんど見かけない。軽快なテンポでリ…

サン=サーンス ヴァイオリン協奏曲第3番  ルッジェーロ・リッチ&ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(1970年)

PH05007(Profil) 1970年12月1-5日録音 リッチ52歳、ヴァント58歳の録音。8:15/7:56/10:47。モノラルらしいが音質は良い。ダイナミックレンジは狭い。独奏、伴奏とも切れ味鋭くとてもカッコイイ。

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 ロベール・カサドシュ&ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団 (1970年)

PH06006(Profil)1970年3月6日ライブ録音 カサドシュは70歳、ヴァント58歳の録音。16:05/4:25/9:29。ライブノイズは感じないが編集ノイズらしきものが入ることがあった。大人しめで少し線の細い印象の演奏。

ショスタコーヴィチ 交響曲第8番 エフゲニー・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィルハーモニー交響楽団(1982年)

ALTSA312(Altus) 1982年3月28日ライブ録音 ムラヴィンスキー78歳のときの、数ある同曲録音の最後にあたるライブ録音。以前、フィリップスのピッチに問題のある盤を聴いたが、改めてこのピッチ修正されたSACDを聴いてあまりの違いに本当に驚いた。最初から引…

モーツァルト ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466 ルドルフ・フィルクシュニー&ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(1969年)

PH06005(Profil) 1969年9月13日ライブ録音 フィルクシュニー、ヴァント共に57歳でのライブ録音。14:26/9:17/7:40。音質はそこそこ。二人とも、一音一音を感傷に流されずに踏みしめながら進んでいくようだ。

モーツァルト 歌劇『フィガロの結婚』序曲 ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(1969年)

PH05043(Profil)1969年9月13日録音 ヴァント57歳のときの録音。4:07。音質は普通。録音環境のせいなのか、低弦がしっかりと聴こえてくる、低音好きの自分には嬉しい演奏。

ウェーベルン 管弦楽のための5つの小品 op.10 ギュンター・ヴァント/バイエルン放送交響楽団(1968年)

PH04057(Profil) 1968年2月9日ライブ録音 ヴァント56歳の録音。3:48。やはりとことん短く詰まったウェーベルン。これは指揮者も演奏者も大変そうだ。ヴァントは1984年に北ドイツ放送響ともライブ録音を残している。

モーツァルト 主日のためのヴェスペレ ハ長調 K.321 ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団 (1968年)

PH06001(Profil)1968年11月22日ライブ録音 ヴァント56歳の録音。3:49/5:34/4:41/4:20/5:08/4:57。ステレオで音質は良好。合唱に重点が置かれ、第4曲のLaudate pueriのフーガ部分など響きが良い。

モーツァルト 歌劇『魔笛』序曲 ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(1968年)

PH05043(Profil)1968年2月3日録音 ヴァント56歳のときの録音。7:17。音質は普通。木管が際立った演奏、というより録音のせいか他があまり外に出てこない。

ハイドン 交響曲第103番 ギュンター・ヴァント/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(1959年)

SBT1356(Testament) 1959年2月20日録音 ヴァント47歳の録音。8:47/9:22/5:04/5:18。音質はあまり良くなく全体に平板な感じ。ゆったりしたテンポで気分がのんびりする。

モーツァルト 歌劇『コシ・ファン・トゥッテ』序曲 ギュンター・ヴァント/ケルン放送交響楽団(1968年)

PH05043(Profil)1968年10月2日録音 ヴァント56歳の録音。4:39。音質はまあまあ。テンポは速くもなく遅くもなく、厳かではなく軽やか。

ハイドン 交響曲第82番 ギュンター・ヴァント/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(1959年)

SBT1356(Testament) 1959年2月18日録音 ヴァント47歳の録音。5:24/5:27/3:13:4:00。ステレオ録音で、時代の割には聴きやすい。非常に品の良い演奏だ。