音楽鑑賞の記録

ほぼクラシックのcd鑑賞記録です。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

チャイコフスキー 交響曲第5番  ギュンター・ヴァント/ベルリン・ドイツ交響楽団(1987年)

PH10041(Profil)1987年4月5,6日ライブ録音 ヴァントには1954年頃にショスタコーヴィチのピアノ協奏曲録音があるらしいがそれを除くと、ベルリン・ドイツ響とは1987年、75歳の時期からのライブ録音が多く残されている。もっとも没後に発売されたものなので本…

ストラヴィンスキー バレエ組曲「火の鳥」(1945年版)  ギュンター・ヴァント/ベルリン・ドイツ交響楽団(1987年)

PH10041(Profil)1987年4月5,6日ライブ録音 ヴァント75歳のライブ。4:39/4:34/2:32/4:35/4:20/3:33/3:29(拍手抜きで2:41)。1978年にバイエルン放送響と録音があるがそれに較べてこちらはレンジは取れているものの全体に音が遠く迫力に若干欠ける。うーん、難…

リゲティ ロンターノ ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1987年)

PH05042(Profil) 1987年録音 75歳のヴァントによる現代音楽シリーズ。9:24。この曲は拍子、旋律がないというなんとも演奏が大変そうな曲だけに、指揮者としてはチャレンジシたくなるものなのかもしれない。鑑賞する側も、上手くいってくれよ、と固唾を呑みな…

B.A.ツィンマーマン 1楽章の交響曲(1953) ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1987年)

PH05042(Profil) 1987年録音 ヴァント75歳での現代モノ。15:07。打楽器系活躍だが若干レンジが狭くこじんまりした感。交響詩のように展開していく。

ブルックナー 交響曲第3番 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1985年)

PH12044(Profil)1985年12月23日ライブ録音 ヴァント73歳でのライブだが音質は良好。21:07/13:27/6:35/12:47。abruckner.comによれば1889 Version (aka 1888/89) Ed. Leopold Nowak [1959]。ヴァントはこの約5年前にケルン放送響とセッション録音がある。この…

ストラヴィンスキー ピアノと管楽器のための協奏曲 ニキータ・マガロフ&ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1985年)

PH05042(Profil) 1985年録音 マガロフ、ヴァントともに73歳。7:42/6:54/5:20。音質は良い。曲名のとおり、弦楽器を除いたピアノ協奏曲という変わった編成なのでなんとなく新鮮な雰囲気。ストラヴィンスキー特有のリズム感が炸裂している。

ハイドン ピアノ協奏曲第11番ニ長調 Hob.XVIII:11 ニキータ・マガロフ&ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1985年)

PH05045(Profil) 1985年12月2日ライブ録音 マガロフ、ヴァントともに73歳での共演。8:14/6:50/4:24。若干ライブノイズがあるが音質は良い。全体に典雅な雰囲気。ヴァントには1956年にハインツ・シュレーターとの録音がある。マガロフにとっては珍しいレパー…

ベートーヴェン 交響曲第4番 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1985年)

NHK FM(2012年5月21日放送)1985年1月14日ライブ録音 ヴァント生誕100年・北ドイツ放送交響楽団との貴重な音源と題して、NHK-FMで5日間に渡り放送された初日のもの。36:45。商業流通盤が出ていないと思われるもののひとつ。ヴァントはこの後1985年から同オケ…

チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 ホルヘ・ボレット&ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1985年)

PH09029(Profil)1985年1月14日?ライブ録音 ボレットは70歳、ヴァントは73歳でのライブ。21:27/7:31/7:06。音質はクリアで、ピアノとオケのバランスが良く、緻密な華やかさ。金管の響きも良く、第2楽章では各パートが明瞭。なお本盤のブックレットでは録音日…

フォルトナー 血の婚礼~管弦楽のための幕間の音楽 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1985年)

RD60827(RCA) 1985年1月14日ライブ録音 モダンピクチャーズと題された、ヴァントによる20世紀音楽集。73歳でのライブ録音。14:45。ヴァントはこの曲の初演者であり当時のセッション録音もある。それから27年後のこの演奏は更に緊張度の高い恐ろしいものにな…

マルタン 小協奏交響曲 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1984年)

RD60827(RCA) 1984年11月26日ライブ録音 ヴァント72歳でのライブ録音nによる20世紀音楽集。20:10。ハープ、チェンバロ、ピアノがソロとして入る変わった構成の曲だ。作曲者マルタンはケルンで教師をしていたことがあるのでヴァントと面識があったりするのか…

オルフ カルミナ・ブラーナ ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1984年)

PH05005(Profil)1984年5月14日?ライブ録音 ヴァント72歳でのライブ。トータルタイムで60:18。オルフの録音はこれが唯一かと思われる。ライブノイズはほぼ感じないが、全体に音が遠く感じられる。それでも声楽パートは聴き取りやすい。ヴァントにしては珍しく…

シューベルト 交響曲第3番 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1984年)

NHK FM(2012年5月25日放送)1984年4月30日ライブ録音 ヴァント生誕100年・北ドイツ放送交響楽団との貴重な音源と題して、NHK-FMで5日間に渡り放送された最終日のもの。24:40。北ドイツ放送協会提供らしいが、これは商業流通盤が出ていないと思われる。朗らか…

ウェーベルン 管弦楽のための5つの小品 op.10 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1984年)

RD60827(RCA) 1984年4月30日ライブ録音 モダンピクチャーズと題された、ヴァントによる20世紀音楽集。72歳でのライブ録音。4:25。ヴァントは1968年にもバイエルン放送響とライブ録音があるが、今回も印象はあまり変わらない。若干おとなしくなったかな。

ストラヴィンスキー 協奏曲 ダンバートン・オークス ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1984年)

RD60827(RCA) 1984年4月30日ライブ録音 モダンピクチャーズと題された、ヴァントによる20世紀音楽集。これは72歳でのライブ録音。14:45。ジャズの要素を取り入れたものだというこの曲は、ストラヴィンスキーにしては音型がつかみやすい。ヴァントの現代音楽…

モーツァルト  セレナード 第7番 K.250 ハフナー ギュンター・ヴァント/NHK交響楽団(1983年)

KKC2041( King International) 1983年12月2日ライブ録音 ヴァント71歳にしてNHK響との共演のラストとなった1983年12月公演のひとつ。7:18/8:29/4:23/8:32/5:47/10:19/5:44/6:58(拍手抜きで6:36)。全体に硬質な響きで弦に若干不安定さがある。前年にはバイエ…

ブラームス ピアノ協奏曲 第2番 イエフィム・ブロンフマン&フランツ・ウェルザー・メスト/クリーブランド管弦楽団(2015年)

NHK BSプレミアム(2018年3月26日放送) 2015年2月19-20日ライブ録音 ウェルザー・メストとブロンフマンのライブ。おそらく Belvedere Labelで発売されている映像商品BELVED08009収録と同一のものか。インタビューで両者とも、楽譜どおりの演奏をすべきで、重厚…

ブラームス ピアノ協奏曲 第1番 イエフィム・ブロンフマン&フランツ・ウェルザー・メスト/クリーブランド管弦楽団(2015年)

NHK BSプレミアム(2018年3月26日放送) 2015年2月21日ライブ録音 ウェルザー・メスト54歳が56歳のブロンフマンを迎えてのライブ。おそらく Belvedere Labelで発売されている映像商品BELVED08009収録と同一のもの。力強いブロンフマンのソロと、ウェルザー・メス…

ワーグナー 管弦楽曲集2 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1974年)

WPGS10040(Warner) 1974年9月22日-10月1日,15-19日セッション録音 カラヤンが66歳で録音したワーグナー管弦楽曲集で、初出時は第2集として次の曲が収められた。 1 楽劇ニュルンベルクのマイスタージンガー 第1幕への前奏曲 9:352 歌劇さまよえるオランダ…