音楽鑑賞の記録

ほぼクラシックのcd鑑賞記録です。

オペラ ディーン:ハムレット ヴラディーミル・ユロフスキー/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(2017年)

NHKBSプレミアム放送(2023年3月13日) 2017年6月30日、7月6日ライブ

歌劇「ハムレット」(全2幕) 164分
ブレット・ディーン 作曲
■出演:
ハムレット:アラン・クレイトン
ガートルード:サラ・コノリー
オフィーリア:バーバラ・ハンニガン
クローディアス:ロッド・ギルフリー
管弦楽ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
■指 揮:ヴラディーミル・ユロフスキー

■収録:2017年6月30日、7月6日 グラインドボーン歌劇場(イギリス)

演出:ニール・アームフィールド
装置:ルフ・マイヤーズ
衣装:アリス・バビッジ

グラインドボーン音楽祭で世界初演されたものをNHKが放送したもので鑑賞。ブルーレイ(OABD7231D)などで商品化もされている。

現代作曲家による新作ということである程度予想はしていたが、全体を通して歌劇というより舞台劇という印象だった。

ほとんど、音楽や歌唱で印象に残るものはなく、そもそも歌うというシーンはあったのだろうか。

原作自体があまりにも有名なためどうしても受け手にマッチするかどうかが評価点になってしまうとは思う。
自分にとってはハムレット役のクレイトンはかなりイメージが異なり受け入れにくかった。

オフィーリア役のハンニガンは流石すぎる演技で、歌唱とは言えない狂乱の場でも素晴らしい所作だった。

音楽を聴いた感触が乏しいためユロフスキー、ロンドンフィルについては特に思うことが見当たらない。