音楽鑑賞の記録

ほぼクラシックのcd鑑賞記録です。

ベルリオーズ 幻想交響曲 オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団(1963年)

5419760177(Warner)1963年4月23-26日、9月17-18日 セッション録音

クレンペラーが77歳~78歳で録音したもので、名盤の定評高くSACDなど常に再発されている演奏。

元々1999年リマスターの音源CDを持っていたのだが、今回は2023年の192Hz/24bitリマスターで配信されたものをprestomusic.comで購入した。16:15/6:40/18:09/5:03/10:48。 

さすがに192Hz/24bitは2GB超の容量だが、その分1999年リマスター版と比べると音質向上が著しい。

明瞭度・分離度はかなり上がり、ダイナミックレンジはすこぶる広くなった。

おかげで管楽器が鳴らす空間が広くなったようだ。

この曲の性格とクレンペラーの演奏にとってはとてもプラスの効果があるリマスターに感じられた。

幻想交響曲を聴くと、いつもセットでチャイコフスキーのマンフレッド交響曲も聴きたくなってしまう。残念ながらクレンペラーの演奏はないようだが。

余録といってよいのか、オーベール:歌劇『フラ・ディアヴォロ』S.18~序曲
オッフェンバック:喜歌劇『美しきエレーヌ』~序曲も収められているがこちらは1929年のSP時代録音。