音楽鑑賞の記録

ほぼクラシックのcd鑑賞記録です。

モーツァルト  レクイエム K.626 ミシェル・コルボ/グルベンキアン管弦楽団(1975年)

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TDSA209(ERATO-TOWER RECORDS Definition Series) 1975年4月録音

コルボ追悼盤の2つ目。この音源のSACD化は初めてという。

コルボにとってはこの曲の初録音にあたり、ジュスマイヤー版を採用している。このあと、1990年、1995年ライブと録音を残しておりそちらはバイヤー版である。

フォーレのレクイエムほどの名声を得られていないようだが、コルボのモーツァルトのレクイエムも合唱が清廉とした透明感のある素晴らしい演奏だ。

後年のバイヤー版の演奏とはかなり趣が異なり同一人の指揮とは思えないほど。

ジュスマイヤー版は名演が多く、この演奏もその一翼を担うものだろう。