SICC10316(Sony) 1961年1月14日、21日、2月4日、5日セッション録音
2019年からリリースされたワルターのSACDシリーズの一つ。リハやインタビュー付CDに150頁を超える解説書、CDケースにまで解説が付されている気合の入った盤だ。マーラーは普段それほど聴かないのだが、交響曲第1番は聴きやすいと思っている。名盤とされているワルターの本演奏もとても丁寧で格調高い。通常版CDと較べたわけではないがSACDはクリアで響きが濁らず素晴らしい。2019/2020リマスター。13:25/6:50/11:24/20:24。
マーラーの1番に併録されているのがメゾ・ソプラノのミルドレッド・ミラーが歌うさすらう若人の歌。こちらもびっくりするほどの高音質でレンジも広く、1960年録音とは思えない空気を感じられる。