音楽鑑賞の記録

ほぼクラシックのcd鑑賞記録です。

チャイコフスキー 交響曲第6番 エフゲニー・ムラヴィンスキー/レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(1975年)

ALTSA054(Altus) 1975年6月7日ライブ録音

ALTUSレーベルがこれまでリリースしていたCD版のALT054、ALT058、ALT059をまとめて初SACD化したもの。

収録曲は以下のとおり。
シベリウス交響曲第7番(1977年10月19日)
チャイコフスキーバレエ音楽くるみ割り人形』抜粋(1977年10月12日)
モーツァルト交響曲第39番(1975年6月7日)
チャイコフスキー交響曲第5番(1975年5月13日)
チャイコフスキー交響曲第6番(1975年6月7日)
お得である。

どの曲も録音状態は良いとは言い難く、聴衆ノイズ、ヒスノイズがあり聴き始めはがっかりする。しかし耳が慣れてくると、ダイナミックレンジは十分で残響も良く入っており集中できる。

そして何よりライブの臨場感、迫真の演奏が凄まじく体に伝わってくる。
それでいて演奏精度も高くとんでもない名演だ。

惜しむらくは記録の点で、演奏日をまとめたかたちでリリースしてもらいたかった。