音楽鑑賞の記録

ほぼクラシックのcd鑑賞記録です。

マーラー 交響曲 第2番 ブルーノ・ワルター/ニューヨーク・フィルハーモニック(1958年)

 

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SICC10316(Sony) 1957年2月18日(第4・5楽章)、1958年2月17日(第1楽章)、2月21日(第2・3楽章)セッション録音

ワルターマーラーSACDの2枚目。ワルターがステレオ録音を行った最初のものということだが、1957-1958年の録音とは思えないほど高音質に驚かされる。音の厚みと鮮明度が高くとても聴き応えがある。一方で、合唱の明瞭度が今ひとつという点と、ラストのクライマックスではレンジの限界も感じられる。これらはさすがに録音年からすると仕方のないところか。2019/2020リマスター。21:41/10:35/10:48/4:11/32:43。

歌詞について、ライナーノーツにはワルター自身が英訳したものを邦訳したものと、一般的な対訳の2種が載せられている。ワルター自身の解釈も感じることができる。