音楽鑑賞の記録

ほぼクラシックのcd鑑賞記録です。

2019-01-01から1年間の記事一覧

ブルックナー 交響曲第8番 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1990年)

ALT197/8(Altus) 1990年11月3日ライブ録音 78歳のヴァントが手兵を率いての日本公演のライブ。ブルックナーの8番、abruckner.comによると1887/90 Mixed Versions. Ed. Robert Haas [1939]。16:22/15:24/27:37/24:50。録音レベルは明瞭で聴衆ノイズ若干あり。…

シューマン 交響曲第4番 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1990年)

88985435852(RCA) 1990年9月30日-10月2日ライブ録音 おそらく1950年代の録音以来のものでヴァントは78歳、ハンブルクのムジークハレでのライブだ。10:41/4:28/6:43/6:24。音質はクリアだが全体におとなしめな印象。第3楽章の入り方が強烈にかっこよく、終盤…

ブルックナー 交響曲第4番 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1990年)

88985435852(RCA) 1990年6月17-19日ライブ録音 ブルックナーの4番、abruckner.comによれば1881 (aka 1878/80) - Ed. Robert Haas [1936]。ヴァント78歳の録音で、他にも多くの録音を残している。18:00/15:19/10:58/21:26。最後の盛り上がり方は鳥肌ものだ。…

ベートーヴェン 交響曲全集 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1984-1988年)

SIGC-43/6(RCA)1984-1988年セッション録音 2001年リマスターのCD等を所有していたが、2019年3月6日発売のシングルレイヤー版SACDを購入した。2007年にエソテリックから出されたハイブリッド版SACDと同じマスター音源によるという。1980年代の音源なのでSACD…

ベートーヴェン レオノーレ序曲 第3番 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1990年)

88985435852(RCA)1990年6月17-19日ライブ録音 ヴァントはこの11年前にNHK響との録音があるが、手兵での録音はこの78歳のときのものが唯一。ライブだがこの曲に必要なレンジも充分で音もクリア。14:19。精度が高くメリハリの効いた好演。

モーツァルト  交響曲 第41番 K.551 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交楽団(1990年)

82876658422(RCA)1990年5月6-8日ライブ録音 ヴァントの41番、前回録音は1957年のケルン・ギュルツェニヒ管とのものなので、かなりの間隔が空いている。8:37/8:43/5:23/6:13。同録の39番同様、ライブながら明確な音は24/96デジタルリマスターの効果か。全体に…

モーツァルト  交響曲 第39番 K.543 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交楽団(1990年)

82876658422(RCA)1990年5月6-8日ライブ録音 78歳のヴァントによる39番は、29年ぶりの商業録音。前回はケルン・ギュルツェニヒ管とのセッション録音だった。9:04/7:52/4:18/4:09。24/96デジタルリマスターの効果か不明だが、ライブでもノイズもなくクリアな音…

チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲&交響曲第4番 パトリツィア・コパチンスカヤ&テオドール・クルレンツィス/ムジカエテルナ(2019年)

2019年2月11日コンサート・ライブ クルレンツィスとムジカエテルナ初来日公演の2日目。1年前から楽しみにしていた公演だが、この1年間での世評を見ていると話題性はあるがゲテモノ臭もあり若干不安ではあった。コパチンスカヤの協奏曲は既にcdが出ていたが実…

モーツァルト  セレナード 第7番 K.250 ハフナー ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交楽団(1989年)

SICC10139(RCA)1989年11月23-29日ライブ録音 ヴァントはこの曲の演奏を多様なオケで残している。1954年にケルン・ギュルツェニヒ管、1982年にバイエルン放送響、1983年にNHK響、そして77歳でのこの録音が現在のところ最後の録音となっている。6:11/8:30/4:08…

モーツァルト  6つのドイツ舞曲 K.600 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交楽団(1989年)

SICC10139(RCA)1989年4月5-7日ライブ録音 あまり聴く機会のない曲だが、ヴァントは演奏会で何度か取り上げているようだ。これは77歳のときのライブで音質はクリアで音は近い。1:32/1:53/1:53/1:17/1:44/1:34。各曲は短いが細かく編成も異なり特徴を持ちなが…

ブラームス 交響曲第3番 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1990年)

PH12043(PH12060)(Profil) 1990年2月14日ライブ録音 78歳のヴァントのケルンでのライブ演奏記録、同日にブラームスの1番も演奏している。この演奏記録も1番同様にヴァント死後に出版され、1983年のセッション録音と1995年のライブ録音との間を埋める立ち位置…

モーツァルト  セレナード 第6番 K.239 セレナータ・ノットゥルナ ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1990年)

PH05006(Profil)1990年5月ライブ?録音 ヴァント78歳で手兵との録音。8:22/8:45/7:14。音質はクリア。全体に穏やかでおとなしめ。フルートソロもオケのメンバーだけに協調性豊かな演奏だ。好演だがややインパクトは欠ける。ヴァントには1981年にグラフェナウ…

ブラームス 交響曲第1番 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1990年)

PH12043(PH12058)(Profil) 1990年2月14日ライブ録音 ヴァントは北ドイツ放送響の首席指揮者就任後間もなくの1982年にこの曲を録音したがそれから約7年後の78歳、ケルンでのライブ演奏記録。指揮者の没後に販売されたもので、生前に販売済みであった1996年の…

ブラームス ヴァイオリン協奏曲&チャイコフスキー 交響曲第5番 樫本大進&ピエタリ・インキネン/プラハ交響楽団(2019年)

2019年1月7日コンサート・ライブ インキネンと樫本さん、プラハ響のライブ2日目。樫本さんは今日も素晴らしい。インキネンとはよほど気が合うのか、昨日はなかったアンコール、本日はインキネンが相方を務めてバッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV10…

ブラームス ヴァイオリン協奏曲&ドヴォルザーク 交響曲第9番 樫本大進&ピエタリ・インキネン/プラハ交響楽団(2019年)

2019年1月6日コンサート・ライブ 38歳のインキネン、自身が首席指揮者を務めるプラハ響とのライブ。ソロは39歳の樫本大進。樫本さんは芯の強い演奏で安定、インキネンとは楽章間で会話を交わしたり、まさに旧知の仲。第1楽章のカデンツァも最高にきれいだっ…