音楽鑑賞の記録

ほぼクラシックのcd鑑賞記録です。

オペラ ヴェルディ:アッティラ アンドレア・バッティストーニ/パルマ王立歌劇場管弦楽団(2010年)

 

747804(C Major) 2010年10月ライブ

歌劇『アッティラ』全曲 118分
ジュゼッペ・ヴェルディ作曲

 

 ■出演:

アッティラ: ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ
エツィオ: セバスティアン・カターナ
オダベッラ: スザンナ・ブランキー
フォレスト: ロベルト・デ・ビアージョ

管弦楽パルマ王立歌劇場管弦楽団
■合唱:パルマ王立歌劇場合唱団
■指揮:アンドレア・バッティストーニ

■収録:2010年10月 ブッセート ヴェルディ劇場

演出:ピエルフランチェスコマエストリーニ
装置、衣装:カルロ・サーヴィ
証明:ブルーノ・チュッリ

来るムーティアッティラ来日公演に備えて鑑賞。

単品でも販売されている(721704)がヴェルディ全オペラセットのもので視聴した。日本語字幕付き。

指揮者バッティストーニはなんと23歳。歌手も若手主体で全体に活き活きとしている。

舞台は小さくほとんどバックスクリーンのCGによる演出だが情景描写には非常に効果的だった。
照明は黄土色気味で光量はかなり絞られており、舞台とスクリーンの一体感が増し、彫りの深い演者の表情に陰がさして印象的だった。

衣装はかなり凝っていて、皮膚の色にも青や緑を使うこだわりよう。

ヴェルディ故郷にある小さな劇場で、豪華な作りながら客席300。臨場感があって満足できそう。