音楽鑑賞の記録

ほぼクラシックのcd鑑賞記録です。

ブラームス 交響曲第1番 ギュンター・ヴァント/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(1997年)

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KICC812(Profil)1997年2月19、21、23日ライブ録音

85歳のヴァントによるミュンヘン客演によるブラームス交響曲第1番、現在ではこの演奏が公式リリースされているヴァントのブラームス第1番では最後の記録のようだ。14:02/9:33/4:59/17:27(拍手抜きで17:02)。ライブだがノイズもなく弱音も充分に入っている。2006年リマスター。2楽章のソロヴァイオリンはくっきりと聴こえる。隣接年に残されている北ドイツ放送響やベルリン・ドイツ響と同じヴァント節と言ってしまえばそれまでだが、これも名演。最後の部分でまとまりが崩れかけるとこともあるが、全体に金管が余裕を感じさせ、ティンパニが最高にうまく、これがしっかり聴こえてくるのが嬉しい。