音楽鑑賞の記録

ほぼクラシックのcd鑑賞記録です。

ブルックナー 交響曲第6番 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1995年)

f:id:EinsSieben:20200426131724j:plain

SICC10127(RCA) 1995年5月15日ライブ

ヴァントと手兵北ドイツ放送響のハンブルクでのライブ録音はライナーノーツによれば5月15日の一発録音のようだが、公演は5月14-16日でハイドン交響曲第76番との組み合わせ。abruckner.comによれば1881 Version. Ed. Leopold Nowak [1952]。16:34/15:56/8:49/13:44。2週間前のベルリン・ドイツ響との演奏に比べると演奏の精度がより高まり、録音も高音低音ともしっかり入って、かつ音の広がりも感じられる。低弦が素晴らしい。翌年の7月6-7日にはリューベックでの音楽祭で同じプログラムを演奏し、7日の演奏が2曲とも映像化されている。その後ヴァントはベルリン・フィルとの演奏も予定されていたらしいが、その前に世を去ってしまった。