PH09068(Profil)1994年11月20日ライブ録音
ヴァントによるブラームスの交響曲第4番は、指揮者生前は1958年のケルン・ギュルツェニヒ管、北ドイツ放送響との1985年スタジオ録音と1997年ライブ録音がリリースされていたが、没後には1990年のライブ録音と、この1994年のベルリン・ドイツ響とのライブが正規発売された。ベルリンのフィルハーモニーでの演奏は録音レベルが高くクリア。12:40/11:59/6:38/11:05(拍手抜きで9:55)。第2楽章は音色が豊かで広がりが感じられ、第3楽章では強弱、テンポともにメリハリが効いている。アンサンブルもなんとか持ちこたえる。第4楽章はとにかく格好いい。