音楽鑑賞の記録

ほぼクラシックのcd鑑賞記録です。

ベートーヴェン 交響曲第6番 ギュンター・ヴァント/ベルリン・ドイツ交響楽団(1992年)

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PH10040(Profil)1992年9月(or10月)26日ライブorセッション録音

ヴァント没後の2012年にリリースされたベルリン・ドイツ響との客演。CDのライナーノート英語版とケースには9月録音とあるが、ライナーノート独語版には10月と表記されている。更にこのCDは3枚組で1994年の同曲演奏が収録されておりこちらにはわざわざ拍手付きライブ録音と表記され、1992年演奏の方には拍手付きライブの表記がない。Profilの情報は相変わらず不正確で当てにならない。いずれにせよ手兵北ドイツ放送響との正規ライブ録音と非常に近い時期の同曲同指揮者で異オケが楽しめる。第1楽章のリハーサルも30分弱収録。13:18/12:18/5:56/3:46/9:37。全体に硬質な響きで、雷と嵐の楽章は相当深刻な嵐に見舞われた気分。その分最終楽章では喜ばしい雰囲気が増す。