2021年11月12日コンサート・ライブ サントリーホール
4月に実演を聴いたムーティが良かったので、今秋のウィーン・フィル来日がムーティとのことで迷わず鑑賞することにした。ウィーン・フィル実演体験は初めて。
モーツァルトは4月以来、シューベルトは初の実演鑑賞。両曲ともにムーティはしっかりコントロールしてドライブしつつも、ウィーン・フィルの個性際立った感性が音色に感じられ、シューベルトでは4回ほど鳥肌が立った。
指揮者と相対するサントリーホールP席だったため、ムーティの所作からその意図がとても分かりやすく、演奏をより楽しむことができた。
アンコールはJ.シュトラウスの皇帝円舞曲。2021ニューイヤーコンサートでもムーティが振った至高のウィンナ・ワルツが日本でも体験できるとは夢にも思っていなかったが、生で聴くと震えてしまうくらい美しい音色であった。