音楽鑑賞の記録

ほぼクラシックのcd鑑賞記録です。

モーツァルト  交響曲 第35番 K.385&シューベルト 交響曲第9番 D 944 リッカルド・ムーティ/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(2021年)

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2021年11月12日コンサート・ライブ サントリーホール

4月に実演を聴いたムーティが良かったので、今秋のウィーン・フィル来日がムーティとのことで迷わず鑑賞することにした。ウィーン・フィル実演体験は初めて。

モーツァルトは4月以来、シューベルトは初の実演鑑賞。両曲ともにムーティはしっかりコントロールしてドライブしつつも、ウィーン・フィルの個性際立った感性が音色に感じられ、シューベルトでは4回ほど鳥肌が立った。

指揮者と相対するサントリーホールP席だったため、ムーティの所作からその意図がとても分かりやすく、演奏をより楽しむことができた。

アンコールはJ.シュトラウス皇帝円舞曲。2021ニューイヤーコンサートでもムーティが振った至高のウィンナ・ワルツが日本でも体験できるとは夢にも思っていなかったが、生で聴くと震えてしまうくらい美しい音色であった。