音楽鑑賞の記録

ほぼクラシックのcd鑑賞記録です。

ブルックナー 交響曲第4番 シモーネ・ヤング/新日本フィルハーモニー交響楽団(2018年)

f:id:EinsSieben:20180714183656j:plain

2018年7月14日コンサート・ライブ

57歳のシモーネ・ヤング新日本フィルと初共演、演目はブルックナーの4番、1874年初稿・ノヴァーク版である。ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番(ソロは木嶋真優)との組み合わせで、前日にも同じプログラムがあった。ヤングは2007年に当時の手兵ハンブルク・フィルとブルックナーの録音があり、これを愛聴していたので楽しみにしていた。座席の問題で管楽器とティンパニはほぼ見えず、指揮者も若干見切れる状態だったがヤングの指揮ぶりはさすがに堂々としていて、これだけ自信満々にやられるとオケも無理無茶をしてついていくといったこともなく相乗効果で威風に満ちた演奏だった。管楽器群も見事にやり遂げた感があり、ヤングからも称賛されていた。ヤングと新日本フィルはとても相性が良い感じ。もっと客演してくれないだろうか。アンコールはなかったがこれで4,500円は破格の安さだ。終演後にはサイン会があるという案内もあった。