音楽鑑賞の記録

ほぼクラシックのcd鑑賞記録です。

ムソルグスキー=ラヴェル編 展覧会の絵 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1982年)

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PH09029(Profil)1982年9月19,20日録音

ヴァントの恐らくムソルグスキー初録音、70歳で北ドイツ放送響首席指揮者就任前後のときのもの。1:42/2:20/1:01/4:27/0:32/1:19/2:50/0:42/1:24/2:12/1:22/2:17/2:21/3:41/4:30。古城のサックスとファゴットが最高に渋く決まっている。ビイドロも猛烈に渋い。ババヤガ、キエフの大門は快速テンポを基調としながらテンポとレンジの取り方が絶妙。ヴァントは1999年にもライブ録音を、1995年にはベルリンドイツ響との演奏が残っている。ところで、当盤はヴァントエディション20として発売されたものだが、その後PH12058の5枚組ボックスで発売されたものに収録の同曲は録音日を1982年9月20日としている。profilレーベルはこの辺りのデータ管理がずさんで、他にもあちこちで記載ミスが見られるので困りものだ。